2017年3月14日火曜日

アースループ対策

基本的にオーディオのアースはGNDだ。この電位を全ての機器間で0V(もしくは同一)に保つことが重要だ。しかし、このGNDアースの接続を間違えると、アースループができたり、外部から余計なノイズを引き込んだりと、本末転倒の事態になってしまうので注意が必要だ。
(以下は、自分なりに考察したアースの取り扱いについてまとめたものなので、間違いがあるかもしれませんので、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。)


シャーシアースは入口と出口の2ヶ所でGNDを落とすとアースループができるので、入口の1か所のみとする。

また、ラインケーブルでGND同士が繋がっているのに、更に(GNDを落とした)シャーシ同士を接続してしまうとアースループができるので、シャーシ同士を接続してはいけない。

3P電源のアースは、外部ノイズを呼び寄せる上に、機器間で大きなアースループを作るので接続しないのが賢明だ。












DACの場合は、DAC基板がデジタル部とアナログ部に分かれていて、ベタアースも分割されている。通常、インダクタ(フェライトビーズなど)で1点接続している。せっかく分けたアースをシャーシで繋げてしまっては意味がないので、デジタルアースはシャーシにつながず、アナログアースのみをシャーシに繋ぐようにする。

USBケーブルの端子の金属部分はオスメスともGNDに落ちているので、これを繋ぐ際にケースに触れないよう絶縁し、アナログベタアースをケースに落とすようにする。

これで、後段のアンプなど全ての機器のケースがGND線で接続される。












大地アースについてだが、下図左のようにそれぞれの機器を全て大地アース接続点につないでしまうとアースループができて本末転倒となる。そこで、右図のようにどこか1点で大地アースと接続すればループはできない。


2017年3月7日火曜日

ようやく完成

AsoyajiDAC を3台と真空管プリアンプ1台をようやく完成させました。部品の調達に少し時間がかかり、また、ケースの加工で腱鞘炎になりました(笑)。これからは、ケースの加工は専門の業者さんにやってもらおうかと思います。

それにしても、素晴らしい音です。澄んだ高域から厚みと迫力のある低域までしっかりと出力してくれます。低域という土台がしっかりとしていることで中域、高域が益々充実し素晴らしい音に変わります。ボーカルの艶やふくよかさは低域があってこそです。高域が綺麗だという装置はいくらでもありますが、ここまでしっかりと低域を出してくれるDACはなかなかないと思います。




AK4497は素晴らしいDACチップです。個人的にはE●●9●3●を凌駕する音だと思いますし、LINNが採用したのも頷けます。

そして忘れてならないのはファインメットコアのライントランスTLT1010ssWJです。DACのアナログ出力からの音声信号をそのまま余計な回路やデバイスを通すことなくこのライントランスに入力しています。オペアンプ回路を使わないこのナチュラルで素晴らしい音は、DACが出している音です。これを高域から低域まで劣化させることなくそのままアンプに伝えるのがこの1010です。この素晴らしいトランスが新しいPCオーディオの世界を切り開きます。

真空管12AU7を使った真空管プリアンプです。2段電圧増幅で、後段はカソードフォロアでノイズを抑えています。DACと真空管プリアンプの間にTVCなどのボリュームを入れることを前提に、ボリュームを取り除き、DACからの音声信号を劣化させることなく電圧増幅しパワーアンプに送ります。

お問い合わせ:asoyaji@gmail.com

2017年2月24日金曜日

STPケーブル

LANケーブルには、STP(Shielded Twist Pair)と UTP(Unshielded Twisted Pair)がある。

これまでシールドのされたLANケーブルはあまり見かけなかったが、最近のCAT7のケーブルを見るとSTPケーブルだ。コネクタの部分(または一部)が金属になっており、コネクタを通してシールド線も機器同士で繋がれる。

CAT7は10Gbps伝送が可能なケーブルで、クロストークやノイズを抑えるために、中のツイスペアケーブルにシールドがされ、更に、ケーブル全体にもシールドがされている。いいことづくめで是非とも使ってみたいと思うが、

実は、このシールドがノイズの発生源となるのである。

というのは、ケーブルのシールドは、コネクタを通して各機器に設けられた接地点を通して、ケーブル内に発生した電位差によるノイズや浮遊ノイズ電流を、外部に逃がす為にある。よって当然に、シールドケーブルによって接続される機器側(スイッチやPCやNASのLANアダプター等)もアースに接地されている必要があるのだ。

しかし、機器側で接地対策が施されていないと、行き場を失ったノイズ電流が信号線に入り込みノイズとなって表れるという本末転倒な話となる。

要するに、CAT7のケーブルを使うなら、外部接地のついた機器は必須で、外部接地のない機器は、繋いではいけないのである。逆に言えば、外部接地のない機器を使うならCAT7等のSTPケーブルを使ってはいけないということになる。

とは言っても、通常、家庭では、CAT6やUTPケーブルや接地点のないスイッチを使ってもノイズはほとんど感じない。むしろ一部にCAT7やSTPケーブルを使うとノイズが出てくるので、使わないようにした方がいい。

ただし、先日ご紹介した日本テレガートナーのスイッチ(接地点あり)やケーブル(CAT7,STP)を使うと随分と音質が良くなるので、これを使う場合は、このスイッチ一つに全てのネットワークを繋ぎ、余計な機器は繋がず、スイッチの接地点を大地アースに繋げば良い。どうしても大きなノイズが発生するPCなどを繋がなければならない場合は、それだけUTPケーブルで繋げばノイズは遮断される。

というわけで、我が家ではCAT7のケーブルは使わないようにするか、コネクタとシールドを切断して使うことにした。

2017年2月13日月曜日

JPLAY トリプル - DACLink700Hz の設定

*ControlPCのUSB-LANアダプターはUSB端子に刺さっています。

ネットワーク図に従い、PC,NASをLANケーブルでつなぐ。ControlPCにはLANポートが2つ必要なのでUSB-LANアダプターを用意し増設する。AudioPCはUSBケーブルでDACと接続しておく。基本的なインストール方法は、JPLAY奮闘記を参照いただくとし、ここでは、DACLink700の為の設定を中心に書き留めておく。
http://asoyaji.blogspot.jp/2016/04/jplay.html


ControlPC、AudioPC共通

WinServer2012 GUIモードでインストール
「rufus」などを使ってUSBメモリにWindowsServer2012RのISOを書き込み、GUIモードでインストールする。

DACLink700に必要な追加設定等
1.以下のパッチをマイクロソフトのHPからダウンロードしインストールする。
Windows8.1-KB2961908-x64
Windows8.1-KB2966870-x64
Windows8.1-KB2975061-x64
Windows8.1-KB3021910-x64
Windows8.1-KB3172614-x64
Windows8.1-KB3197875-x64

2.デバイスマネージャーで「ディスクドライブ」の中のWindowsをインストールした「ストレージ」を選択し、「プロパティ」の「ポリシー」にある「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする」のチェックを外す。

3.デバイスドライバーのインストール。付属のCD-ROMに入っている。チップセットとLANのドライバー以外はインストール不要。ドライバーなしのマークがついているデバイスはデバイスマネージャーで全て無効にしておく。

4.「ネットワークと共有センター」の「LANアダプターの設定変更」で、LANアダプターが表示されるので「プロパティ」で、
・QoSパケットスケジューラ
・インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)
この2つ以外のチェックを全て外す。

5.IPアドレスの設定
●ControlPC,AudioPC
「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」をダブルクリックし「プロパティ」で、「IPアドレスを自動的に取得する」のチェックを外し、「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れ、ネットワーク図を参考にIPアドレスを打ち込む(以下は例)。
IPアドレス    192.168.3.2
サブネットマスク 255.255.255.0

●ControlPC
ControlPCにはもう一つUSB-LANのネットワークがあるので、これも上記同様に。
IPアドレス    192.168.11.XX *ControlPointやNASと同じネットワークにする
サブネットマスク 255.255.255.0

6.「Windowsファイヤーウォール」は全て無効にする。

7.Cドライブの「プロパティ」「全般」で、「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」のチェックを外す。

COREモードへの移行
「自動ログオン」「電源オフ時に理由を聞いてこないようにする」設定が終わったら、coreモードに移行する。

(注意)coreモードに移行する前に必ず KernelStreamingのファイル、レジストリ情報を保存しておき、移行後に元に戻すことを忘れずに。
追記:coreモードに移行する前にAOをインストール・設定をすると、KernelStreamingのファイルやレジストリの事前の保存、移行後の戻しの必要がなくなるとのことです。

PowerShell で
Uninstall-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra,Server-Gui-Shell -Restart

終わったら、JPLAYをインストール。


●ControlPC
・実際には使わないがJPLAYの設定に必要なのでUSBAudioDriverをインストールする。
・JPLAYSettingsで、必要な設定を行う(以下は例)。

Playing via                         kernelctreamingのdriver
Engine                               ULTRAstream
AudioPC                            192.168.3.1
Bitstreame                        Native (Best)
BitperfectVolume               OFF
Polanity                             Normal
DACLink                            700Hz
PC Buffer                           0.01sec
XtreamSize                       1000
Throttle                            ON
HibernateMode                  ON

●AudioPC
・Coreモードで削除された、KernelStreamingのファイル、レジストリ情報を元に戻す。
・USBAudioDriverをインストールし、バッファをミニマムレイテンシーに設定する。


最後に、AO(AudiophileOptimizerをインストール・設定する。

AOの設定

準備
AOをダウンロード・購入し setup.exe を実行する。
Press C to continue or E to exit
AudiophileOptimizer Successfully installed........

インストールが終わると、Cドライブに「AO」というホルダーができているので、
その中の audiophile_core.exe を実行する

Please enter your Activation-Key:
と聞いてくるので、「no」と入力する。

This is your Hardware-ID:01234
Please enter your Activation-Key:

とIDが表示され、再度Activation-Keyを聞いてくるので、

別のPCで、インターネットでAOのホームページに行き、DOWNROADのページを開き、購入時Paypalで使った自分の電子メールアドレを入力し「Login」ボタンを押すと、ダウンロードの下に、
You must activate AudiophileOptimizer using the self-service portal:https://www.highend-audiopc.com/activate
と出るので、このリンクを開くと、Activation-Keyが表示される。

このActivation-Keyを入力する。これらの情報は忘れないよう保存しておく。

設定
◆Press C to continue or E to exit 

◆If this your ControlPC , your AudioPC or your SinglePC ?
Presss C for your ControlPC , A for your AudioPC or S for your SinglePC ?
 ControlPC:C
 AudioPC :A

Do you want use express,advanced or ultimate mode ? 
E>xpress,<A>dvanced or <U>ltimate mode

Choose the Sound Signatures for your AudioPC. <1,2,3,4,X>

Choose Digital-Filter mode.<A,B,C,D,X>

Install Kernel-Streaming and MediaPlayer support ? <Y/N>
<Enable JRiver,Foobar2000,and many other Players>
 ControlPC:Y (必要)  ControlPC:N (不要)
 AudioPC :N (不要)  AudioPC :Y (必要)
*H29.2.22訂正、Y/Nが反対でした m(_ _)m

Do you want to enable or disable HPET ? <E/D>
<Recommendation : Enable HPET>

Do you want to enable or disable SEHOP ? <E/D> 不要)
<Recommendation : disable SEHOP>

Do you want to use WASAPI/MMCSS optimization ? <Y/N> (必要)
<Recommendation : use WASAPI/MMCSS optimization>

Do you want disable SCSI-Miniport drivers ? <Y/N> (不要)

Turn of display after hou many minutes ?
<A> Don't turn off display <useful for HDMI audio>
<B> Turn off diaplay after 1 minutes
<C> Turn off diaplay after 5 minutes
<D> Turn off diaplay after 15 minutes

Do you want to enable or disable USB optimization ? <E/D> (必要)
<Recommendation : USB optimization >

Do you want to disable Drivers and services ? <Y/N> (不要)

Do you want to disable Plug ans Play services ? <Y/N> (不要)

Do you want to disable network rerated services ? <Y/N>
<AudiopfileConfigurator,JRemote,Gizmo,JPLAY StreamerMode will stil work if you use a STATIC IP >
 ControlPC:N (必要)
 AudioPC :Y (不要)

Do you want to disable Windows Management Instrumentation ? <Y/N> (不要) 
<MYTEC STEREO192-DSD DAC,Audio Reserch DAC8, etc >

Do you want to defrug/TRIM your hard drive/SSD ? <Y/N> (必要)


この備忘録作成にあたり、himaさんやMFさんにお世話になりました。ありがとうございました。

http://community.phileweb.com/mypage/4421/

http://community.phileweb.com/mypage/4423/

以上




2017年2月12日日曜日

銅板のせ

LAVI - BAT-MINI を銅板に乗せてみた。うん、いいね。ソリッドな音に更に太く深みが増した感じだ。

それにしてもこのLIVAのBAT-MINI基板、こんな小さいのにDACLink700が安定して稼働している。音も申し分ない。

2017年2月10日金曜日

BAT-MINIでJPLAYトリプル


MFさんが「LIVA Mini PC Kit」でJPLAYトリプル、DACLink700を安定化稼働させているとのことで、我が家に持ち込んでいただき試聴させてもらった。これまで、DACLink700の音はハイ上がりであまり好きではなかったが、LIVAによるDACLink700はそうした感じがなくなかなか良い。これにM12を使うと更に良くなった。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4423/20170206/54685/

それなら、うちでもDACLink700をやってみようと思い、ケース無しバージョンの「LIVA BAT-MINIベアボーン」を購入した。LIVAが19,800円、BAT-MINIが13,800円なので2枚で12,000円もお得。そもそもLIVAのケースはプラスチックか樹脂なので、ノイズ防止効果はほとんど見込めず、ケース無にして後で金属ケースに入れようということで。

ECS BAT-MINI ベアボーン GPIO搭載 ファンレス完全無音設計の組み込み向けパソコン基板 BAT-MINI2G-32G-GPIO 【リンクス限定販売】


プロセッサー:Intel Celeron Processor N2807
グラフィックス:Intel HD Graphics
メモリ:DDR3L 2GB 1333MHz
ストレージ:eMMC 32GB

映像出力 1×HDMI(1920×1080@60Hz) 1×D-sub D-sub:(2056×1536@60Hz)
LANポート×1
USB2.0ポート×1、3.0ポート×1
*MiniPCは使っているデバイスも小型省エネタイプなので電源も5V入力。

これで無事にJPLAYトリプル、DACLink700で安定して音を出すことができた。

設定などの詳細は後日。

2017年2月9日木曜日

MFP8でLANケーブル作成

日本テレガートナーのRJ45コネクタ(MFP8)を使ってLANケーブルを作成した。

日本テレガートナーのRJ45コネクタ「MFP8」はここで購入できる。

LANケーブルは「ヴァイブルー」というドイツ製の切り売りを購入
VIABLUE EP-7S SILVER Cat.7A CABLE 単線

LANケーブルの被覆を5cm程剥き、シールドはケーブルに巻き付けておく、出てきた4組のツイストぺアケーブルの銀箔を剥し、色に合わせてペアごとに右のホルダーの色分けされた差込口に差し込み、プライヤーなどで上下を銜えて抑え込むと、ガチャッという音がして基板にしっかり密着する。はみ出したケーブルをニッパーでカット。
黒い保護材のようなプラスチックを外し、左のコネクターに差し込み、プライヤーなどで後部を押し込むと出来上がり。

https://www.youtube.com/watch?v=0DYipM5Gsyc

ケーブルは柔らかく引き回しも簡単そうだ。音質の確認はこれからぼちぼちと。

掛かった費用は締めて6,700円、完成品も売っている
(スリーブなし1mで8,856円なので手間を考えれば完成品を買った方が安いかも)
http://www.artmusic-store.com/shopdetail/000000005298/