2011年9月27日火曜日

FostexがDSDネイティブ再生?

Fostexが10月29日に「秋のヘッドホン祭 2011」で、ヘッドホンアンプの新製品を発表するそうだ。

それがこの写真。よく見てみると、液晶に「DSD」「Fostex.dsf」と如何にも思わせぶりな表示がされている。詳細は不明だが、DSDネイティブ再生への期待が膨らむ。

ヘッドホン祭り行ってみる価値あり!!!

HP-A8,32-bit DAC Headphone Amplifier

http://www.fostex.jp/news/194

2011年9月26日月曜日

連日のDSDネイティブ再生

昨日、Music TO GO!さんのブログに、Audirvanaが有料になりDSDネイティブ再生に対応したことを紹介したが、本日また、dCSがMacOSXのUSB標準ドライバーでDSDネイティブ再生を可能にしたこと、dCSが"DSD over USB"方式を業界標準とするように文書公開していること等を紹介している。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/227606034.html

ついにDSDネイティブ再生の標準化の動きが出てきた。できれば2~3の方式が標準化を競ってDSDネイティブ再生を盛りあげて欲しい。我らのエレアト方式も有力な候補ではないだろうか!

それにしても、こうした動きについて、ソニーは座視するつもりなのだろうか。もしそうなら本当に残念だ。ソニーは宝を使いこなせないまま腐らせてしまうつもりだろうか。結局、誰かがDSDの主導権を握り後塵を拝してしまうのだろうか。できればソニーが自ら先導してDSDを公開し世界標準を決めて欲しかったと思うのは私だけだろうか。

最近、確実にDSD周りが騒がしくなってきている。やはりDSDはPCオーディオの大本命なのだ。

近い将来、再生ソフトはDSDネイティブ再生が当たり前になり、安価で高音質のDSDネイティブ対応DDC,DACが発売されると、ついにソニーがデジタル出力対応DSDドライブを発売するー!おお!ワンダフル!!!

そして世界中でSACDがCDに一気に取って代わり、ソニーはアップルを抜いて再び音楽業界に君臨する!??

2011年9月25日日曜日

Mac Audirvana がDSDネイティブ再生可能に!

Music TO GO!さんによれば、Macの Audirvana が有料となり、DSDネイティブも再生可能になるそうだ! 

Audirvanaのホームページを見ると、確かにDSD native streaming to compatible DACsとなっている。http://audirvana.com/

Music TO GO!さんは、Playback DesignのMPS5で再生可能と書かれておられるが、compatible DACsとはどんなものなのだろう? DSD native streaming の方式が統一されていないようなので、PC再生側とDDC、DACデバイス側の方式が同じでないと無理なのだろう。エレアト方式はどうなるのだろう。今後は、Macの世界ではAudirvana方式が主流となるのだろうか?

疑問は尽きないが、DSDもいろんな動きが出てきていることはいいことだ。

Foobar2000でもDSDネイティブ再生可能にならないだろうか?それにしても最近のMacは動きが早い。

DSD native streaming

MY PCオーディオ 2011/9/25

この1~2年で私のPCオーディオ環境は激しく入れ替わり大きく変化した。このあたりで、現状のPCオーディオの状況を記録に留めておく事にしようと思う。

PC 自作

これはほとんど変化なし。PCオーディオの基本はしっかりとしたマザーボードや電源、部品を厳選して使用することが音質面で最も重要。

USBの音質向上

入力(デバイス)側の対策も大事だが出力側も重要。これはPCオーディオの必需品だろう。
Zionoteの「tX-USB」

MPD

VoyageMPD + ALIX3D2  は現在のPCオーディオ最強の組み合わせだろう!!
ALIX3D2 

                ALIX3D2用自作電源

DDC

ほんとうは、ALIX3D2から直にFireFaceUCにつなぎたいのだが、VoyageMPDはLinux、FireFaceUCはLinuxでは動作しないので、XMOSをDDCとして使っている。基板直の同軸出力。ジェラルミンケースに格納。

XMOS(USB Audio 2.0 Reference Design)

DAC

FireFaceUCは、DACではあるが、他にも、セレクター、ミキサー、ボリュームと八面六臂の活躍。これらの機能はPCオーディオには必要なものばかり。音質も最高で、わが家の大黒柱だ。本当にお買い得だと思う。



AMP

アンプは、これに決まり! ジェフローランドも使っているLM3886のパワーアンプだ。音が滑ららで美しく透明感がある。 高域、中域には2パラ、低域には4パラで、バイアンプ構成としている。

LM3886 2パラ アンプ

LM3886 4パラ パワーアンプ

AVアンプ。マルチCH用。


SACD

プレーヤーは、ユニバーサルプレーヤーの「Marantz DV6400。



リッピングは「PS3」で。

DSD-DDCは、エレアトUDA基板、DSD-DACはツイストペアオーディオのBaffaroⅡ。この二つを1つのケースに納め自作DSD-(DDC-)DACに。IV回路はタムラトランスTK-20。

                                 DSD-(DDC-)DAC

Speaker 

スピーカーは、何と言っても後面開放のヤマハ・ポンせんべい「Yamaha JA-3504B」だ。これにウーハー「 ライポール型(パイオニア「CS-616」30cmウーハー)」を組み合わせている。ユニットに制約されない自然な音が後方に広がる。LM3886との組み合わせは最高だ。

2011年9月20日火曜日

半田付け

ちいさなICチップの半田付けに躊躇している。ネットで半田付けを勉強しようと思ったら、なんとも物凄い技があることを知った。いやいや凄すぎだ!!!

「フラックス」というものを使い、太くて楕円状の小手先を使うのが重要なようだ。


ええっつ! こんなに簡単にできる???!!!自分でもできそうだと錯覚してしまう。


これはペースト状のフラックス?を使い一塗でOK!ほんとうにこんなに簡単にできるのか?


早すぎてよくわからないが、一つ一つ半田付けしているのだろうか?


あまりに簡単すぎて!


なーるほど。半田吸い取り線を使えば簡単そうだけど!あんなにうまくいくだろうか?
元半田付けのプロの方からコメントをいただいた。半田吸い取り線はあまり好ましくないようだ。


それと、コテ先は、ナイフ形がいいと教えていただいた。ナイフ形はプロの方が使っているようだ。






2011年9月17日土曜日

アコースティック・リバイブを修理

アコースティック・リバイブのUSBケーブルは、硬くて取り回しに苦労するのだが、驚くほど良い音がするので使っている。

ところが、ケーブルの保護チューブが解けてくるのだ。自分のケーブルだけかと思ったら、先日、知人のUSBケーブルも解けていたのを目撃した。

職人さんが1本1本手作りで製作していると聞いていたが、作りに甘さがあると言わざるを得ない。

これ以上酷くなっても困るので修理をした。

こんな感じで保護チューブが解けて来る。

こっちも。なぜか電源ケーブルだけは熱収縮チューブが・・。

中はこんな感じ。しっかり半田付けされている。
先端部の金具は先には抜けない。ケーブルの奥にずらすしかない。

一本だけ熱収縮チューブを巻くのを諦め、テフロンテープで巻いた。

こっち側は、上から2本まとめて熱収縮チューブをする。

こっち側はテフロンテープのみ。

修理完了。

2011年9月12日月曜日

川田知子

川田知子の「カルメン幻想曲」このCDが長らく見つからず無くなったのだと諦めていた。それが、なんとひょっこり出てきた。



随分前にリッピングしていたのだが、当時も今もだが、ネットに楽曲情報がなく手入力していた。近年、間違いに気づきなんとか直したいのだが肝心のCDがない。ネットを見てもこのCDの情報はほとんど無い。あってもネットの曲数と実際の曲数が合わない。それでずっとそのままになっていた。

この曲は、カルメンということもあるが、バイオリンが非常に鮮烈なのだ。情感たっぷりで激情的な弦の響き、川田さんの情熱が迸りでているのだろうか。これほど鮮烈な音はあまり聴かない。かなり衝撃的な音だ。

川田知子さんは、あまりCDを出していないが、このカルメンを聴いてからは最も好きなバイオリニストになった。

富田勲 「惑星」

CDなどの原盤はリッピングしたら邪魔な(部屋が狭く置き場所がない)ので、滅多に開ける事のない場所にしまってある。長い間に処分したり引っ越しで散逸したものも夥しい数あり。そんな悲しい状況の中、久々に古いCDを確認するために開けてみたところ、思わぬ発見がいくつかあった。


その一つがこれ。富田勲の「惑星2003」、DVD-Audio 4.1chサラウンド(各ch24bit,96kHz)だ。

当時、すでのPCオーディオ(ディスクトップミュージックとか言っていたが)をやっていたが、DVD-Audioはどんなに頑張ってもリッピングは適わず、ユニバーサルプレーヤーとAVアンプ(マルチ)で聴いていた。その後、いつしかお蔵入りしていたのだ。

最近、ハイレゾやSACDでこれが発売されて、思わず買おうかと思っていた。しかし、何と自分がDVD-Audioを持っていたのだった。しかも8年も前に。

さっそく、PCで軽々とリッピングし(当時はこれができなかったのだ)、Foobar2000・マルチで聴いた。

おお、なんと素晴らしい音だ! ハイレゾ・マルチはやっぱり凄い! クリムゾンもいいが、これは凄すぎ!!! 24bti96kHz5chの音が、部屋全体を駆け回る。こんな音が今から8年も前に存在していたのだ。全く普及しなかったDVD-Audioとして!

2011年9月11日日曜日

SPEAK LOW

ピアノのウォルター・ビショップ・ジュニア・トリオが1961年にニューヨークで録音した音源。SPEAK LOWとは小声でささやくという意味だろうか。哀愁に満ちたピアノが特徴で、ピアノトリオの中では、名盤中の名盤。これが、2008年に復刻されたが、今年、さらにHQCD化された。

ピアノが走り、ベースランニングがこれをフォロー、ドラムが全体を引き締める。これぞまさにジャズ!まだ街にジャズが生きていた頃の、あの懐かしい真っ暗なジャズ喫茶で煙草の煙の中で黙った聴いたあのジャズだ。

マイルスやコルトレーンが活躍していた古き良き時代の雰囲気を味わうには最高の1枚だろう。

こうした名盤を高音質で聴けるのは大変ありがたいことだ。でもせっかくの名盤。できればSACDで販売してくれたらもっと嬉しいのだが。




イブ・ブルキ

これもCDだ。フランス人のジャズギタリスト「イブ・ブルキ」が1994年にアメリカのジャズクラブ「スモール」で録音したライブ。テナーサックスはグラント・スチュワート。

ジャズギターの指板を縦横無尽に動き回るブルージーで甘く切ない弦の音が好きなので、グラント・グリーンやウエス・モンゴメリーも良く聴く。しかし、この人のギターは、若い頃に通ったジャズ喫茶の時代を彷彿とさせてくれるものがあるのだ。そういった点で、最もジャズギターらしいギタリストだと思っている。

録音状態もよく、高音質な1枚だ。

トヌー・ナイソー・トリオ

浅野工房が発売している「TONU NAISSO TRIO」のCD。北欧バルト三国のエストニアのグループなのだろうか。録音地がそうなっている。トヌー・ナイソーという名前も人名なのか悩んでしまうなじみのない感じだ。

なにせ、録音が凄い。これがCDの音かと見まごうばかりの鮮烈な音だ。CDでもここまで録音できるんだと感じられる音源だ。

トヌー・ナイソーのピアノが素晴らしく鮮烈で、ベース、ドラムもジャズファンを唸らせるゴリゴリ感をしっかりと出している。

これが店で掛かっていればついつい買ってみようかと思ってしまうだろう。

山崎ハコ

これはSACDではなくCDだ。山崎ハコは学生の頃に良く聴いた。ギター一本で情感を込めて歌うハコ節に魅せられた若者は結構いたのだ。

その後、随分前になるが、「飛びます」「Anthology 山崎ハコ best」の2枚のCDを購入した。ギター一本の生禄といった感じの素晴らしい録音状態で、ハコの情感が生々しく伝わってくる。CDにしては最高の部類の高音質音源だ。

先日、ディスクユニオンで、久しぶりにハコを見かけた。1981年発売(LP)「の「茜」を、2009年にデジタルリマスターして、初CD化したものだった。

おお、デジタルリマスターか!!これは凄そうだ!と即購入。

ところが聴いてみてがっかり。昔は生ギター一本でハコらしいイントロだった。ところが、全ての曲に、喜太郎のアレンジだろうか、ハコらしくない歌謡曲のようなつならないイントロが長々と入っている。ハコの声を聴く前に聴きたくなくなってしまう興ざめなイントロ。

音も何かリマスターで余計なことをしまくったという感じの完全に作られた音。

ハコの生演奏感、臨場感、息遣い、空間、荒々しいギター、そうしたものがほとんど感じられない。デジタルリマスターが反って音を悪くした典型のようなCDだった。

ケイコ・リー

古くはサラ・ボーン、今はケイコ・リーがお気に入りだ。あの低音のハスキーボイスでゆったりと歌うスタンダードはたまらない。中でもケイコ・リー・シングス・スーパー・スタンダーズに収録されている「マイウエイ」は最高だ。この曲で一気にケイコ・リーが好きになった。

ウン・サンなんかもそうだが、こうした中国系、韓国系の人たちのジャズ・ボーカルはとても素晴らしい。なぜか考えた見たのだが、やはり英語の発音ではないかと思う。阿川泰子に代表されるように大抵の日本人ボーカルは"す"の音が極めて不自然で気になってしまう(綾戸智絵は除く)。音楽は気になったら最後だ。もうゆったりとした気分では聴いていられなくなってしまう。

ケイコ・リーのSACDを探したらこれを見つけた。「スムース」。バラードを中心にあの低音ハスキーボイスでゆったりと歌う。CDよりも確実にワングレード上の音だ。

エルトン・ジョン

エルトン・ジョンのSACDだ。2004年米国DSDマスターのようだが、裏にDISC Made in Austriaと書いてある。「Your Song」をSACDで聴いてみたくて購入したもの。

やはりCDと比べると滑らかさ、鮮度、空間感、前後への広がり、艶が違う。SACDを買ってよかったと満足できるレベルだ。

このディスク、裏面に「FBI Anti-Priracy Warning:Unauthorized copying is punishable under federal law.」と大きく書いてある。「FBIの海賊行為への警告:違法コピーは連邦法で罰せられる。」ということのようだ。あまり見かけないが米国ではCDやSACDにこうした警告が付いているようだ。

サラ・ボーン

サラ・ボーンは、一番好きなジャズ歌手だ。これは、1954年12月16-18日にニューヨーク ファイン・サウンドで録音された音源を、2003年に米国VerveでDSDマスターしたものだ。

30年以上も前に録音された音源だが、まったくノイズも無く、若くして亡くなったクリフォードブラウンのトランペットにのって、まるで最近録音されたかのような生々しく鮮度の高い歌声を聴くことができる。

SACDはCDやハイレゾPCMよりも確実に一歩抜きん出た音だ。一番好きな「Stardust」が入っていないのが残念だが、これほど、良い状態の音でサラを聴けるなんて最高だ! SACDは素晴らしい!

2011年9月4日日曜日

UDAplayerの修正版がアップされる!

中田さんが修正版をアップしてくれました。
PS3でリッピングしたDSDIFFファイルが問題なく再生できるようになっています。
中田さん。お忙しい中ありがとうございます。

ここからダウンロードできます。

UDAplayer
http://www.nakata-jp.org/computer/freesoft/UDAPlayer/index.html



UDAPlayerとDSDIFF

先日、DSDIFFファイルが再生できない件について、制作者の中田氏に問い合わせしたところ、ご丁寧な返信をいただいたので、中田氏のお許しもあるので、参考の為に原文を掲載します。(これは9月1日時点でのUDAplayerの公開情報です。)

「ご指摘のとおり、UDAPlayerでは再生できないDSDIFFファイルが存在します。原因は、UDAPlayerがDSDIFFファイルのフォーマットを調べる場合、規格書『Direct Stream Digital Interchange File Format DSDIFF Version 1.5』を参考にしていて、この規格書に書かれていない形式のタグを見つけた場合エラーにしているからです。

実際には、規格書自身に『将来タグが追加される可能性があるから、知らないタグを見つけた場合は無視せよ』という意味の記述があるので、UDAPlayerの方が間違っているのです。

修正方法も判っていて1時間ほど作業すれば対応できるのですが、このところ忙しくてなかなか手が回りません。修正版のUDAPlayerを公開するまで、もう少しお待ちください。公開するまでは、お手数ですがAudiGateを使用してフォーマット変換していただけないでしょうか。

なお、圧縮されたDSDIFFフォーマット(通称DSTフォーマット)には、まだ対応できていません。こちらは、サンプルのファイルを入手した上でかなりの作業時間を確保しないと対応できないと思います。

さらに、DSDフォーマットのファイルを連続再生したときに、再生音がおかしくなることがあるという情報もいただいております。こちらは再現方法を探しているところです。

今後もバグ等を発見されました折に、ご連絡いただけると助かります。」



中田さん。ありがとうございます。

こんなに素晴らしいソフトを作っていただいて感謝しております。

修正版の公開が楽しみですが、今のところAydioGateで凌いでいますから、急ぎません。ごゆっくりやってください。

DSD音源を聴く!

まずは、YESの「こわれもの」SACDだ。 2011年DSDマスター使用。



このアルバムは若いときLPでよく聴いたものだ。あの時の音の鮮烈さは相当なもので今でも強烈に頭に焼き付いている。しかし、その後、CDでは、あの鮮烈は全く感じることはできなかった。昔もこんな音だったら誰もYESなんか聴かなかったろう。それほど、がっかりする音だった。

特に我慢がならないのは、Mood For A Day のスティーブ・ハウの生ギターの音がまるで死んでしまっている。なんだか丸く甘い音だ。いやスティーブ・ハウのギターはこんな音じゃない!

しかし、どんなに機器をいじくりまわしてもあの時の鮮烈な音は出てこなかった。(お金のかけ方が足りなかったのだろうけど(汗笑い)。

それが、どうだ。DSDネイティブでは、まるでLPを聴いているような鮮烈な音ではないか!!
これだ。この音こそスティーブハウの音なんだ!

ラウンドアバウトも他の曲も、全ての音が際立っている。生々しく鮮烈だ。素晴らしい。言葉がありません。強いて言えば、LPの音!!

PCM24bit192kHzのハイレゾ音源も凄いが、滑らかさ、綺麗さ、臨場感、鮮烈感はDSDが上だ。確実に、PCMハイレゾの音を上回り、LPの音に肉薄している。

こんな音があったんだ。音楽を聴いてこれほど嬉しかったことは久しぶりだ。今日は、DSDを聴いて一日中感動していそうだ。

DSDネイティブの音だ!!!

さて、音出し!

おおお、激変だ!!!!!!

DSDの音って綺麗だけど力強さが足りないと思っていたのだが、そんなことはない。鮮烈な音が出ている!

まずは、DSDの基本である滑らかさと綺麗さがある。そして、臨場感、透明感、生々しさ、鮮烈感がある。そして足りないと感じてた力強さがある。

これぞDSDネイティブの音だ!!

凄い!!の一言。これを聴いてしまうともはやPCMには戻れないと思ってしまう。困った(苦笑い)。

これは、タムラ「TK-20」のおかげだろう。東洋変成のトランスの音も良かったのだが、タムラは文句なしに素晴らしい。たいした変化がなかったらどうしようと思っていたが、昨日の決断が報われた。タムラに交換してよかった!!これほど違うとは!!!


いろいろ、苦労し、皆さんに助けてもらって、ようやく満足のいく「DSDネイティブ」の音に辿り着きました。嬉しさがこみ上げてきます。皆さんありがとうございました。

しばらく音源を聴きます。

DSD-DACグレードアップ?!

タムラTK-20とケースを買い、昨日の夕方からケーシングを始めた。まあ、ケーシングは緻密な線引き、小まめなドリル交換、丁寧なヤスリ削りが大事。

で、相当の時間をかけて真夜中の3時過ぎに完成。しかし、音が出ない! なぜだ! 電源基板のDC電圧を測ってみると、なんと、0.1mVとか表示されている。なんだこれ?ほとんど電圧が出ていない。

訳が分からず、とにかく疲れてたので、寝ることにした。

それで今朝、もう一度確認するため電源基板を外して、電圧を測ると、あれぇ5V出ている!それで、も度に戻すと、今度は、また0.1mVに逆戻り。

どうも、電源基板がケースに接触して漏電しているようだ。怪しいのは2箇所。三端子レギュレーターと、基板のスペーサーと止めネジとの接点。

三端子レギュレーターは、ヒートシンクを止めて、ケースに直づけしたのが良くなかったのだろう。ケースに止めている金属のネジをプラスチックネジに変えると、ちゃんと5V出るようになった。

よかった。ケースの蓋をし、側板をネジ止めしていると何やらバチバチとノイズが走る。まあ、取りあえずと音出しをしてみる。おおー! 見事に音が出た! と喜んだ瞬間、DSD-DACのLOCK_LEDの光が落ちた。あれえやっぱりダメか!

しかたなくもう一度あけて電源基板を確認。するとDC出力に近いスペーサーのネジ止め穴にアースが大きく繋がっている。これか! 早速、熱収縮ケーブルを切ってこれを塞いでみると、直った。ケース側板止めしてもバチバチも言わなくなった。

ふう。ようやく完了。これが完成した新生DSD-DACだ。






これは!



昨日、S氏が東京に来たので、一緒秋葉原にいった。S氏は、電源トランス、コンデンサなどを購入。このところ、節電の輪番休業で土日休業が多かった「ノグチトランス」がやっていたので覗いてみる。

おお、タムラ「TK-20」がある。値段は1個8千円。今なら在庫もあるという。うーん。これまで1万円ほどするのと在庫がないので買わずに、東洋変成器のトランスで間に合わせてきたが、なんとなく音に力強さが足りないような気がするし。

ええい!!ここで会ったが百年目!!観念しろということだ!!

次の瞬間、「これ2個ください。」とTK-20を指差す自分がいた。

この際だから、ケースも変えようとエスエス無線でタカチのアルミケースを購入。

懐かしいアルバのカレーを食べて、コイズミ無線に寄り道して帰った。S氏は家族とディズニーランドへ。

私は、ケーシングと新しいトランス搭載の為に自宅へ!!