2012年5月28日月曜日

音が出ない(3)

いや、困ったことになった。音が出ない(2)のページビューが、昨年7月以来、常に断トツ1位驀進中のSACDリッピングを越えてしまった。

まさか私の失敗などに関心があるはずはなく、藤原さんのDAC9018Dへの関心の高さゆえなのであろう。

いずれにしても、ますます状況は悪くなった。いろいろご指摘をいただき、Si5317の裏面の半田付けをなりなおし、水晶発信器の半田をやり直してみたが、今度は、ロックしないどころか、I2Cエラーが発生した。


390°太目のコテ先でやり直したが、十分に穴の中に半田が入り込んでいないようだ。今度は、周辺のICチップまで相当な高音となりやはり不安。




困った。益々悪くなった。これ以上、恥を晒していいものか? 一連のDSD9018Dの話は無かったことにしたいなあ!

2012年5月27日日曜日

音がでない(2)

入念にルーペで目視確認、念を入れてデジカメで接写撮影して拡大して確認するも、ICやチップ抵抗チップコンデンサなどの半田付けミスは無いと思われる。

3.3V電源の挿し違いを指摘いただいたので正しく挿してやってみたが状況変わらず。

次に、これもご指摘いただいたジッタークリーナ「Si5317」の裏面の半田付けだが、一旦、半田シュッ太郎で吸い取って見ると中が空洞だった。これが原因か?!


半田を穴の中に詰めるようにして半田をたっぷり溶かし込み再度半田付け。大き目のコテ先でじっくりやったところ、チップがかなりの高温になっている。もしかしたら逝ったかもしれない。


他に何かないかデジカメをじっくりチェックしていると、先日のとは違う小さいほうの水晶発信器の半田付けが怪しい。良く見ると半田が完全に上部金属にまでいっている。流石にこれはだめだろう。



他には問題は見当たらないので、取りあえず、Si5317と水晶発信器CW64CT(114.285MHz)を交換する事にした。部品がとどくまでしばらく中断ということに。

毎回トラブルのたびに、もうだめかと諦めるのだが、これまでもなんとかなってきた。でもすべていきあたりばったりで、親切な方々のお力沿い、すなわち他力本願でなんとかなってきた。しかし、やはり自力で原因くら掴みたいなあ。やっぱりオシロかな。

音が出ない

ようやく半田付けが終わり、電源と基盤を繋いだ。




ICの半田付けなどよく確認したがミスはない。ただし、この水晶発信器だが、下部と絶縁されている上部金属に付いてしまっている。これは問題っぽいなあ!と思いつつ音を出す。


うんともすんともいわない。LCDは、DAC-UNLとなっている。これはロックしていないようだ。
チップの半田を何度も見直したが問題は見つからない。やはり、この水晶発信器だろうか。



困った。こんな時、やっぱりオシロスコープが必要であることを痛感する。

2012年5月25日金曜日

Chord QuteHD

Chord QuteHDが6月10日に発売になる。



DSDネイティブ再生(DoP)が可能なDSD-DACで、DACチップを使わずに、FPGAで独自のディスクリートなパルスアレイDACを実現している。しかも、価格は142,800円でChordとしては破格の安さ。

Music To Go!の佐々木さんが評価しているが、機能的には上級器に負けていないどころか上回っているところもあり、かなり戦略的な製品とのことだ。Chordが高級路線からコンシューマ路線へ180°転換したような感じがする。

高級感もあり、コンパクトで音質もかなり良さそう。先日のフォステックスのHP-A8と並んで、人気が出そうだ。

これ欲しいね。

2012年5月22日火曜日

ようやくここまで

DAC9018D基盤およびSimpleIV基盤の半田付けがほぼ終わった。



マイコンのソケットと150Ω抵抗を買い忘れたのと、買ってきたEPO KP1830が少し大きくて半田付けできないので、空いている。

それにしてもIC、チップ抵抗、チップコンデンサなど細かい作業の連続だった。

ES9018Sも、この半田ごてとフラックスのお陰で、楽々半田付けができた。改めてフラックスって凄い!!感動した!!(これで一発で音がでれば最高なんだが)


2012年5月16日水曜日

DAC9018Dが届く

も少し時間がかかるかと思っていたが、思いがけなく本日届いた。

嬉しい反面、基盤を見てその集積度に驚く。細かい作業になりそうだ。

老眼が付いていけるかな。

2012年5月14日月曜日

行かなかったヘッドホン祭り

行かなかったのだが、なにせ凄い人で入場制限とか長蛇の列とかいう話を聞いた。
Music GO!さんのブログによれば、DSD再生も密かな目玉だったようだ。

FostexがHP-A8で、DopでのDSD再生のデモをやっていたのは知っていたが、

MytekがDopでないASIOドライバーでのDSDネイティブ再生をやっていたそうだ。うちのASIOドライバーでは再生できないので、Mytekが独自に作りこんだASIOドライバーなのだろう。

ところで、どこもデモにはHQPLayerを使っていたそうだ。しかし、なんでこんな使い勝手の悪いソフトでやるんだろう。せめてFoobar2000だろう。

と思ったが、HQPLayerは有料、Foobar2000は無料。業界は、所詮利益がでないと始まらない。有料の世界に持っていきたい気持ちはわかる。だが、HQPlayerは、あまりにも使い勝手悪すぎ。有料ならJRMCくらいやって欲しいぞ。

2012年5月13日日曜日

DSD1794A完成基盤

エレアトさんのDSD1794A完成基盤が到着した。DSD1794ADACチップを2個使ったデュアルモノDSD-DACだ。





これはかなりいいね。

これまで、PCMとDSDの切り替えには、配線の切り替えが必要だったが、新UDA基盤(DoP対応版)」と合わせれば、PCMとDSDを自動的に切り替えて再生してくれるので非常に助かる。悩まされていた、楽曲選択時のバチッバチッというポップノイズも全く無く、安心して音楽が聴ける。
音は、解像度が高くしっかりとした音だ。これはかなりいい。

久しぶりにゆっくりと音楽を楽しめそうだ。



お手軽にDSD-DACを楽しみたい方にはオススメ!。

必要となる2枚の基盤はどりらも完成基盤で、届いたら直ぐに楽しめる。
他に必要なものは、電源関係(±12Vと+5Vの電源基盤とトランス)とケースだ。

エレアトさん
新UDA基盤(DoP対応版) http://fpga.cool.coocan.jp/electrart/uda_dop.html

オプション
DSD-1794A完成基盤 http://fpga.cool.coocan.jp/electrart/uda_dop.html

2012年5月5日土曜日

DSD-DAC って必要?

DSDの信号は、パルス密度変調方式(PDM)と呼ばれるもので、フルデジタルアンプで使われているパルス幅変調方式(PWM)と良く似ている。

どちらも、DACは不要で、ローパスフィルター1発で音声信号が取り出せる。

簡単なローパスフィルターは、抵抗1個とコンデンサ1個でできてしまう。

つまり、ハードウエアはシンプルでほとんどお金のかけようがないということだ。

DACは、PCMを再生するために必要なだけだ。

それなら、PCMを止めて全部DSDにしまえばいいではないか。

音源が全てDSDなら、外部装置はローパスフィルターとアンプだけってことになる。

大量のPCM音源は、ソフトウエアかハードウエアでDSDに変換して流してやればいい。

ここまで思い至ってようやく、アンドレアス・コッチ氏(playbackdesigns社)の MPD-3 DACの意味が分かった。

ただ、もう少し安ければなぁ!


PCM→DSD変換計画(4)

変換作業は、HDDがあっという間に足りなくなり中断している。

それにしても、こんなことをしなくてもハードウエアでリアルタイムで PCM → DSD 変換をしてくれればいいのだが、

そんな機器がある?

実はある。

以下の2機種がそうだ。

どちらの機種も、入力された全てのPCM、DSDを、5.6MHzDSDに変換し再生する。これは凄い! これなら、わざわざこんなディスクを食いつぶし時間のかかる途方も無い作業をする必要は無い。ただしお値段が!

playback designs の MPD-3 DAC($6,500)

アンドレアス・コッチ氏の力作。NASPECでは、定価 ¥997,500-ちょっと高いなあ!

Meitner MA-1 DAC ($7,000) 
最近DoPに対応。日本の輸入代理店はないようだ。




わが国のメーカーを忘れてはいけない。
PCMをDSDにアップコンバートする機能がついている。D-07 07Xあたりは値段も手頃!!


 D-02  1,470,000円

D-05  630,000円

D-07 315,000円

D-07X 315,000円