2012年12月30日日曜日

パワーアンプの電源を分離!

LM3886/4パラ・パワーアンプのノイズが気になってしようがないので、いつか作り直したいと思っていた。

DACの電源分離が終わった後から、少しづつ作業を進めてきた。

まずは電源。

ノイズ源がよくわからないので、とりあえずすべて解体し再構築することにした。以前は、ケース内で直接配線していたが、今回は整流、平滑は基板上で配線した。

また、以前はイントレット無しで直接電源コードを内部に引いていたが、ノイズフィルター付きのイントレットにした。

更にノイズ対策として、平滑の後にEMIフィルターを入れた。

そして、コンデンサをエレナの15,000μF×4個から47,000μF×4個に変えた。





次は、アンプ基板部。

問題はヒートシンクだ。前は、ケースサイドボディーそのものが大型ヒートシンクだったが、今回は普通のケースなので、ヒートシンクを買ってきたのだが、なんとなく小さい気がする。もう少し大きめがよかったかも。



無事に、本日完成!とりあえず音出し。ノイズは???!!!


電源を入れる。おおいきなり音が出てきた。今回もミスなしで一発で成功!

そして、ノイズは!   ・・・・・・・ 全くない!!  

音質は?   ・・・・・・・・ より音がクリアになった感じ!! 解像度が増している! 無音時の透明感が違う!! 音に格段の余裕が出てような気がする。

これは大成功だった。年内に間に合うか心配だったがなんとか間に合った。これで年末年始はゆっくりと音楽をきくことができる。 ふう。
 



2012年12月25日火曜日

これは便利! Windows8にスタートボタン!

パソコン使うならスタートボタンは絶対に必要だ!
パソコン使っている人なら全員そう思っている!

なんて面倒ななんだといらいらしながら使っていたが、ついにスタートボタンを付ける方法を見つけた。自分が見つけられなかっただけで前からあったんですね。


フリーウエア「Classic Shell 3.6.4J」をインストールする方法http://www.dnki.co.jp/content/view/145/1/


Windows8のレジストリーを操作する方法
http://windows8.rdy.jp/


はっはっはっは! こりゃ嬉しい! これでこそWindowsだ!



2012年12月18日火曜日

お買い得 microSD

CuboxはmicroSDを使うのだが、相性の問題なのかうまく動作しないものがある。
みみず工房さんでもそのあたりを紹介している。私の場合も、Transcendはうまくいかなかった。

それでBICカメラに行くと、microSDの4GBは1枚1~1.7千円もする。結構高いなといろいろ探していると、なんと1枚380円というのを見つけた。しかも三菱化学だ。バーベイタムと読むらしい。

こりゃあお買い得と早速買い込んで試してみると、何の問題もなくすべての作業が終わり音出しもできた。これお勧め!





2012年12月16日日曜日

Cubox 最高!

ようやく手がすいたので Cubox に取り掛かった。

小さくて場所を取らない

今回は、すべてみすず工房のyoさん頼みだ。
yoさんのサイトに音楽プレーヤ(MPD)用のUbuntu-Coreシステムのイメージが公開されているので、ダウンロードする。

みすず工房
http://www.symphonic-net.com/kubotayo/articles/articles013.html#023

Ubuntu-CoreシステムのイメージをmicroSDに書き込む。Cuboxは小さいので使用するのはmicroSDだ。4GBのmicroSDを用意した。

ダウンロードしたイメージを解凍し、DDWinでmicroSDにコピーする。DDWinはフェニキアさんに教えていただいた便利なソフト。


書き込んだら、microSDをCuboxに差し込む。LANケーブルを差し込む。電源ケーブルを差し込む(電源は付属のアダプター)。

Ubuntu-Coreが起動され立ち上がっている(はず)。この画面を見るには、VoyageMPDと同様Puttyを使うが、CuboxのIPアドレスがわからないのでアクセスできない。どうするか?

そこでTWSNMPを使う。これはネットワーク上の機器をすべて検索して発見してくれるソフトで、もちろんIPアドレスもわかる。これで、CuboxのIPアドレスを一発で発見。


これで、PuttyでCuboxの画面をみることができるようになった。


すでにMPDもインストールされ設定もされているので、少しの手直しだけでOK 。

① NASの音楽データのあるディレクトリーにマウントする設定を記述。
root@cubox:~# vi /etc/fstab

② fstabの最終行に以下の1行を書き込む
//192.168.11.4/share /music cifs username=papa,password=,uid=root,iocharset=utf8 0 0

③ Cuboxのマウントポイントを作成
root@cubox:~# mkdir /music

④ fstabのマウントを手動で実行(NASの楽曲が /music にマウントされる)
root@cubox:~# mount -a

⑤ /musc を /var/lib/mpd/music にリンクする
(voyageの音楽データはmpd.confの中で、/var/lib/mpd/music に置くように設定されているので、マウントした /music を更に /var/lib/mpd/music にリンクする。これで楽曲が /var/lib/mpd/music に表示され、VoyageMPDは楽曲を再生できるようになる。)
root@cubox:~# ln -s /music /var/lib/mpd/music


以上で、すべての設定は終了だ。

さっそく音楽を再生する。
Gnome Music Player Client(GMPC)を立ち上げて、CuboxのIPアドレスを設定する。


これでコネクトすればOK。最初に、Server - UpdateDatabsseをする。
これが早い!ALIXに比べるとかなりの速さだ。


こんなに小さくて早くて音もいい!
設定もみすず工房さんのおかげで超簡単!
こりゃ使うしかない!!!

http://www.solid-run.com/


2012年12月15日土曜日

ついに完成!(2)

これが衝撃の高音質なのだ!


これまで高音質と思ってきた音がそうではなかったということをはっきりと思い知らされた。これまでの音にはまだまだノイズが沢山含まれていたということなのだろう。隠れていたノイズも綺麗に取り除かれ忽然とクリーンで純粋無垢な音が現れた。

解像度が更にアップし細部の奥の音まで聴こえてくる。鮮度がぐんと増し輝いている。音が太い、低音がすごい。背景が更に静かになり、迫力が数段増している。うちのFN1242Aはやや優しい甘い感じの音だったがなんのなんのES9018Sにも負けない音になった!

この要因はなんといっても電源だろう。その核となるのが「TPS7A4700」だ。このICレギュレーターがほんとうにローノイズだったということだ。音はやはり電源で決まるのだ。

今回は電源でほんとうに苦労した。何度も何度も検討しやり直し失敗しようやくたどり着いた「TPS7A4700」。rtm-iinoさんのおかげです。やはりこれは凄かった。ありがとうございます。電源、UDA+P2D、DACを別ケースにしたことも大きいのだろう。

それにしてもなんという素晴らしい音だろう。これまであまり好きでなかった楽曲も非常にいい音で鳴っている。これからはどんな楽曲もいいといい音になるのか?!

じっくりと音楽を楽しむことにしよう。

ついに完成!!

一発で音が出た。

途中、何度も失敗を繰り返していたので、きっとダメだと思っていたのだが、すべてが間違いなくできたのだろう。

感激でしばし動けず。どれだけ時間がかかったろう。出来上がってしまえばただこれだけのことなのだが。

上が「UDA(Dop)基板&PSM2DSD基板」、下左が「DAC FN1242A Quad」、下右が「電源」


電源専用ケースは、整流、平滑のみで出力。ノイズ対策として平滑の後に「EMIフィルター」をいれた。


UDA基板とP2D基板を同一ケースにいれる。電源は「TPS7A4700」で定電圧5Vに。

DACFN1242A Quadも「TPS7A4700」で定電圧5Vと±15を作る。
SENSEをDAC電源に直接接続することで常に5Vと±15が保たれる。

下が「TPS7A4700」で上がFN1242A。

I2SもHRSコネクターで。



2012年12月12日水曜日

もう12月半ば

随分とブログをさぼっている。気が付けばもう12月半ばだ。

この間、何にもしていなかったわけではない。やるべきことが山積、時間もなく、何もかも遅々として進まない状況が続いているのだ。

何かと言えば、①LM3886の4パラ・パワーアンプのノイズ対策、②CUBOXの設定、③電源専用のケースの作成、④FN1242ADACのケーシング、⑤DAC9018D DACのケーシング、⑥UDA・P2D基板のケーシング、⑦友人から依頼されたDACの作成等々だ。

⑦はなんとか終了。①と②は全く手つかず。
現在③④⑤⑥に苦戦中。

特に③の電源専用ケースは、DACに必要な1.2V、3.3V、5V、±15Vなどの電源を1か所に集約し、ケーブルで電気を送る。機器側に電源が不要となりコンパクトになる、ノイズ対策にも良いということでやってみることにした。

使用する定電圧電源基板は、三端子レギュレーターはノイズが大きく、藤原さんのディスクリート電源はサイズが大きいのでどうしたものかと思っていたら、

rtm-iinoさんが凄いやつを教えてくれた。テキサス・インスツルメンツの低ノイズリニアレギュレーター「TPS7A4700」だ。

低周波において業界最小のノイズ特性(10Hz~100kHzの低周波領域において4.17μVrms未満の出力ノイズ特性)を提供するらしい。正負電源の負電源用は「TPS7A3301」。

実装部品も少なく非常にコンパクト。ジャンパーで1.4V-19.1Vまで簡単に出力を変更可能、SENSEが付いているので、負荷側の電圧降下にもしっかりと対応。これにEMIノイズフィルターを加えれば鬼に金棒だ。

問題は、電源専用ケースとDACを繋ぐケーブルとコネクタだ。この選定に非常に時間がかかった。結局、七星電機とヒロセ電機のRMコネクタを使うことにし、ケーブルはオヤイデの多芯ケーブルを何本か切ってもらった。

当初は、電源専用ケースの中に「TPS7A4700」を入れるつもりだったが、SENSEの接続を考えて、やはりDAC側に入れることにした。したがって、専用電源からの出力は整流直後の定電圧化する前の電気となる。

こんなことをあれこれ考えながら悩みながら試行錯誤しながら失敗しながら何度も失敗しながらちまちまとやっているので、なかなか進まないのである。

年内に終われるだろうか。