2013年3月31日日曜日

カートリッジ直だし

ついにやった。ずっとやってみたかったのだ。


予想通り、素晴らしい音だった!!! 格段に音が良くなっている。鮮烈で、レコードの溝の音をそのまま拾っているといった感じだ。

これまでは、何やら呆けた感じの音で、やっぱりカートリッジやアームやフォノイコを高級品に代えないとダメなんだろうなあ!やっぱりアナログはお金を掛けないとダメらしい!それならデジタルの方が断然いい!とアナログはやや敬遠してきたのだった。

恐らく高級なカートリッジ、アーム、フォノイコ等を使うとこんな音になるのかもしれないが、カートリッジ直だしするだけで、そんな音が手に入る(と勝手に思っている)。

お勧めはしないが、むふふふふふ である。

電源基板とフォノイコを分離、それぞれケースに入れる

ケーブルはオーグライン0.3mm
シェルチップはオヤイデ金メッキ

ケーブルの完成

直だし!


フォノイコと電源を隣に置く
端子台はとりあえずこんなもので

オーグラインは単線だが適度な弾力があって
アームの動きの支障にはならない

単純に、カートリッジのRホット、Rグランド、Lホット、Lグランドに4線を繋ぎ、端子台を経てそのままフォノイコに接続した。フォノイコまでの接点は1か所。

音は申し分ないのだが、背景のノイズが酷いので、既存ケーブルのグランドをフォノイコの電源Gに接続するとピタリと止まった。ただし、オルトフォンのシェルはそれでもややノイジー。パナソニックの方は全くノイズなし。ただし音はオルトフォン・シェル+M15E Sの方が綺麗で上品な音がする。パナソニックは元気のいい音だ。

ということで、アームはそのまま使うことにし、今後は、カートジッリ、シェル、フォノイコ基板をいろいろ変えてみようかと思う。MCカートリッジにも挑戦してみたい。

レコードって、アームがいつの間にか内側の溝に入って無音になるまで、知らぬ間に全曲を聴いてしまう。そして知らぬ間にB面にひっくり返している。デジタルだとあの曲、この曲と飛ばし飛ばし聴くことが多いが、アナログってレコードを1枚丸ごと自然な感じで楽しむことができるのが不思議だ。昔のレコードって昔のCDに比べると格段に安いから、これからはレコードも聴いてみようかな。

2013年3月24日日曜日

S氏のオーディオルーム2503

久しぶりのS氏のオーディオルーム

メインスピーカーは不動のヤマハポンせんべい・ダブル!
そして、ついにライポール・ダブルがウーハーに返り咲いた!

べリンガーチャンデバのステレオ2WAY・独立サブウーハー信号モードで、ツイーターをHIGH/MIDで、MIDはチャンデバを通さずフルレンジで、サブウーハー出力にライポールをつないでいる。

後面解放で素晴らしい音の広がりを感じることのできるオーディルームなのだが、唯一低音のつながりだけが課題であったのだが、ライポール・ダブル・ウーハーの低音がこのオーディオルームの空間に融合し、見事なバランスとなっていた。

これまでの最高の音の空間が構築されていた。さすがS氏!


べリンガー・チャンデバ

ここしばらくはデジタル段ばかりやってきた。PCトラポ、USB伝送、DDC、DAC、DSD、PCMリアルタイムDSD変換、EMI等々だ。先日は久しぶりにUSBノイズ対策をやった。

これらは非常に大きな効果があった。そこで、今度は、アナログ段を見直してみることにした。
まずは、HIGH MID LOW のマルチ化だ!

現在、のアナログ段の構成は以下のとおり。

パワーアンプ1 →  フィルムコン4.7μF (ハイパス5KHz) → ツイーター

          →  (フルレンジ)  ヤマハぽんせんべい

パワーアンプ2 →  チャンデバ(ローパス50Hz) → ライポールウーハー



パワーアンプをもう一台用意し完全マルチを目指すことにした。幸い金沢のS氏からもう一台のべリンガー・チャンデバを頂いた。これで、ツイーターを分離できる。

マルチ化後の構成

BEHRINGER / CX2310 Super-X Pro 2台
 モノラル3WAYで左右で2台使用(ただしMIDは使わず)

パワーアンプ1 →  チャンデバ (ハイパス5KHz) → ツイーター

パワーアンプ2 →  (フルレンジ)  ヤマハぽんせんべい 

パワーアンプ3 →  チャンデバ (ローパス50Hz) → ライポールウーハー

おお!高音部がフィルムとはまるで違う。こりゃあ凄い。高音部がしっかりすることでこれまでややメリハリにかけた音だったが音に芯が入った感じで骨太のしっかりとした音に変わった。

べリンガーのチャンデバは本当にノイズなし、音質の変化なしで、非常に簡単にハイパス、ローパスの設定ができる。クロスオーバー周波数もOutputも自由に変更できる。しかも安い。

サウンドハウス
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181%5ECX2310%5E%5E


2013年3月10日日曜日

cuboxの新しいイメージ


みすず工房さんのCuboxのイメージが更新されている。
cubox-audio130303.img.7z だ。

さっそくダウンロードしminiSDに焼き付けCuboxを起動し編集作業に入る。

しかし、何度やっても途中でコマンドを受け付けなくなりしまいにはIOエラーになってしまう。
ということで簡単な編集すらできず途方にくれた。yoさんに聞いてみると、miniSDカードの相性かもしれないとのこと。以下のVerbatim と CuboxについてきたTranscendがダメであった。


そこで、近くの山田でminiSDを仕入れてきた。もちろん一番安いやつ。有名メーカーの製品はどれも4GBで2,000円前後する。

しかしよく探すとBaffaloが880円、エレコムが580円とまあまあ安い。この2枚を買う。



早速編集してみる。なんと何の問題もなく作業がすすみ、わずか10分足らずで音が出た。
音が一段とクリアになりノイズがなく安定感が増している感じ。

yoさんフェニキアさん皆様ありがとうございます。

DSD原理基板 VS FN1242AQuad

3月2日にDSD原理基板をケースに入れて以来、DSD原理基板をメインのDACとして聴きこんできた。

それでようやくDSD原理基板の音がつかめてきた。非常にクリアで元気で押し出しもある素晴らしい音なのだが、音量を上げていくと、なんとなくレンジが狭くなり少し音がこもった感じもする。これはBunpeiさんのいうルビコンあたりを使うと良くなるのかもしれない。

とりあえず久々にFN1242AQuadに戻してみた。聴いた瞬間、何かが違うと感じる。その違いは音の深みや味わいのようなものだ。それがFN1242AQにはある。

これがDACチップの底力か!はてまてFN1242Aのフルーエンシー効果か!やっぱりFN1242AQuadの音が好きなのだろう。

ということで、メインDACを「FN1242A Quad」を戻すことにした。

* DSD原理基板は、買った人が自分で部品を調達しなければならないので、それぞれ使う部品も違うし音も変わる。この記事の感想はあくまでも私の作成したDSD原理基板の感想です。





2013年3月3日日曜日

素晴らしい! フィデリックス・USBノイズフィルター

先週注文したフィデリックスのUSBノイズフィルター(HiFi USB NOISE FILTER)が今日届いた。2週間かかるとのことだったが、10日で届いた。白い方が電源(5V,1A)で、黒い方がUSBノイズフィルターだ。ノイズフィルターが意外に小さいのに驚いた。









さっそく使ってみる。CuboxとUDAの間に繋ぐ。ノイズフィルターは小さいのでCuboxに直接させそうなのだが、Cuboxもちいさく隣のLANケーブルとぶつかり無理だった。しかたなく手元にあったUSBアダプターケーブルでつなぐ。

ん?音がすっきりしすぎじゃないか?解像度は上がっているようだ。でも元の力強さや雰囲気が失われているような?

もう一度元に戻して聴いてみる。うんうん。確かに力強さや雰囲気はこっちの方がいい!

再度、ノイズフィルターを通してみる。ん!!いやそんなことはない。力強さも雰囲気もちゃんとあるぞ。しかも全くノイズを感じない解像度の高いくっきりとした音だ!こりゃ凄すぎる。ジッタークリーナーで相当音が良くなったのだが上には上があるものだ。

解像度を確認するときに必ず聴く曲が五輪真弓の「少女」と井上陽水のセンチメンタルの「東へ西へ」だ。「少女」は出だしのピアノが、解像度が悪いと掠れてしまう。解像度が上がっても音が弱いのはダメだ。「東へ西へ」は解像度が悪いと出だしのギターの音が混濁し汚く聴こえる。多少解像度が上がってもなかなかギターの音らしく聴こえない。

それがどうだ。元の状態でもこの2曲は十分な解像度で聴こえていたのだが、少女のピアノは更に太くしっかりと鳴っている。驚いたのは「東へ西へ」の出だしだ。まったく混濁がなく弦の一音一音がきれいにしっかりと鳴っているのがわかる。そして弦の音が煌めいている。

確実に、明確に音質が向上している。間違いなくUSBノイズフィルターを入れた方が素晴らしい!!こんなに効果があるとは!

今回の試聴は、以下のとおり。DSD原理基板もいいので、この組み合わせがメインになってしまいそうだ。

Cubox → USBノイズフィルター → UDA+P2D(+ジッタークリーナー) → DSD原理基板 

中川さん。素晴らしいものをありがとうございます。感謝です。

フィデリックス HiFi USB NOISE FILTER
http://www.fidelix.jp/technology/HiFi%20USB%20filter.html






2013年3月2日土曜日

DSD原理基板をケースに!

ようやくDSD原理基板をケースに入れた。オペアンプを変えてみたが、LH0032を載せると、うーんやっぱり素晴らしい!これが一番!

独特の雰囲気があるFN1242AQuadに比べると、正統派の非常にクリアな音。なかなかいいなあ。しばらくこれを聴くことにしよう。

ケーシングに使う道具



電源基板を底に

その上にDSD原理基板

横から

斜め上から

大きさが合わないが
上から
ジッタークリーナ
UDA基板+P2D基板
DSD原理基板

裏側の配線