2013年5月28日火曜日

HDD速度比較

直近のHDDはどのくらい早いのだろうか?

理論値は、以下の通り。
1位 SATA3     =    6Gbps      =   768MBps
2位 USB3.0     =    5Gbps      =   640MBps
3位 SATA2     =    3Gbps      =   384MBps
4位 Gビットイーサ =   USB2.0   =    60MBps
5位 USB2.0     =  480Mbps    =     60MBps

上位1、2位は驚異の速さだ。特にUSB3.0の速さには驚かされる。
ただしこれらは理論値。実際は物理的なボトルネックなどもあってこれをかなり下回る。

以下が実際の測定値
内蔵SSD                  内蔵HDD                   外付HDD
SSDが驚くほど早い。さすがSSD。すべての項目で他を圧倒している。
内蔵HDDとUSB3.0HDDでは、実測でシーケンシャルでは読込、書込とも174~183MBとかなり高速だ。512KBでは、読込が52~62MB、書込が94~96MBとまあまあだ。なおSSDはINTEL335 180GB、内蔵・外付ともHDDはWD BLACKだ。

内蔵も早くなったが、USB3.0が凄い!実測で内蔵とほぼ遜色なしだ。

残念なのはNASだ。昨年買ったIODATAの普通の1TBのNASだが、なんという悲しい数値だろう。へたをすればUSB2.0にすら負けるかもしれない。Gビットイーサでも速度はUSB2.0程度と言われているのだから、複数でデータを共有しない限りNASは使わない方がベターではなかろうか。
NAS 100BASE
MPDでは、一般的にNASに楽曲データを置いているが、その転送速度の遅さが音質に影響があるかもしれない。精神衛生上も、楽曲データはNASではなくUSB3.0-HDDに置いた方が良いように思われる。

2013年5月25日土曜日

有楽町 横田美穂

昨日、仕事で有楽町駅前に通りかかると、有楽町グリーンフェスタとかで、妖精のような美しい女性がフルートを吹いていた。思わず足を止めて聴き入ってしまった。



フルートってオーケストラの中で美しいメロディーを奏でるが、か弱くか細い音だと思っていた。ところが、どうだ。横田美穂さんの演奏は非常に力強い。ああ、フルートってこんなに音量があったんだ!と再認識させられた。演奏も素晴らしかった。

近々3rdアルバムを出すとかで、新曲も披露していた。これだけ迫力があるなら買ってみよう。
なんだか得をしたような気分で仕事に戻った。


2013年5月11日土曜日

Bug Head アップデートV2.16

Bug Headがアップデートをしていた。V2.16。それにしても本当に素晴らしい音だ。







針が折れた!

アナログを聴こうと思って、針を落とすと針がレコード盤の上をスイッーと流れて、音も全く出ない。なんだ?アームの調整やフォノイコを確認し再度やってみるが同じ。おかしい。先週聴いた時は何の問題もなく音が出たのに。

それで、カートリッジを外し、ルーペで見てみると、なんと針がない!


間違いなく針が折れている。まだ買って一カ月だ。こんなことがあるのだろうか。

と、、、そういえば、針をレコードに落とす時のアームリフターの位置がギリギリで、アームがアームリフターから落ちてしまったことがあった。アームはターンテーブルから外れ、その外側に広がるガラードの鉄の板のうえにするりと落ち、1バウンドしたことがあった。その際に、針先が強烈に打ちつけられたのだ。

あっ!と思ったが、その後、何の問題もなく音が出ていたので、すっかり忘れていた。きっとその時に針に損傷ができて、しばらく使っているうちに折れてしまったのだろう。

うううううう。MCって針交換できないので買い替えになる。DL-103は針交換できるらしいが、新品を買うのとあまり値段が変わらない。といっても2万円もしないのだから、高価なカートリッジでなくてよかった。

それにしてもアームリフターのやつ! 危険なので(そんなのあり?)アームリフターを使うのは止めて、手動にすることにした。これが一番安全。

久しぶりに聴くMMだけれども、なんだか凄くいい!
しばらくは、MMを聴くことにしよう。

2013年5月9日木曜日

Bug Headの波形

もしやと思いBug Head Emperor の波形を測ってみようと思い立った。比較するのはFoobar200だ。
予感が的中というか、なんと驚いたことにLRCK(左チャンネル信号)の波形が違う。

Foobar2000の方は、LRCK(左)もSDATA(右)も半周期遅れた矩形波が交互に重なった形をしているのに対し、BugHeadの方は、重なりがなくしかも周期がかなり長い。

Foobar2000のLRCKの周期と周波数は、
 周期 16DIV×0.05μS =  0.8μS  周波数 1/ 0.8×10^-6 = 1.25MHz あたり。

BugHeadのLRCKの周期は、
 周期 6DIV×2μS =  12μS   周波数 1/ 12×10^-6 = 0.083MHz = 83KHz あたり。

BugHeadのLRCKの周波数が約83KHzってどういうことなのか???これの意味するとことは私の知識では不明だが、やはりBug Headは何かが違うようだ。


# 5月10日
kouさんのご指摘で、Bug Headの波形の方が正しい波形で、Foobar2000の方が何かおかしいらしいという事がわかりました。

オシロの波形が見れるようになったことが嬉しくて、思わず勇み足をしたようです。m(_)m

#5月10日
Foobar2000がおかしいのではなく、これはDoPの仕様のようです。DoP以外のドライバーで再生すると通常の波形になることから間違いありません。JRMCでも同様でした。

I2Sの波形をこうして見たことがなかったので、勝手に騒いでしまいました。相変わらずで恐縮です。






2013年5月7日火曜日

ジッタークリーナー

久しぶりにジッタークリーナーの話題を。

これまで、UDA-I2S出力/SCLK(システムクロック)をクリーニングしていたが、ジッタークリーナーをもう一台製作したので、今度は、P2D-I2S出力/DSD_CLK(ビットクロック)をクリーニングしてみることにした。


UDA-I2S出力/SCLKは、512fs=22.5792MHzでロックしているが、P2D-I2S出力/DSD_CLKの周波数はなんだろう? オシロで波形を見てみることにした。

                     DSD_CLK                                    DSD_SCLK

波形からDSD_CLKはDSD_SCLKの半分だと思われる。DSD_SCLKは256fsだから、ジッタークリーナーの設定をその半分の128fs=5.6448MHzにすると見事にロックした。

ジッタークリーナーを通した波形は以下のとおり。
ただし、残念ながら問題が発生した。UDA-I2S出力/SCLKをジッタークリーナーに通す場合は、なんの問題もなかったのだが、P2D-I2S出力/DSD_CLKをジッタークリーナーに通すと、再生している楽曲の曲間にもの凄いノイズが発生する。また、ハイレゾ楽曲などでサンプリング周波数が変わるたびにノイズが入る。ジッタークリーナーの電源を一度オンオフすると奇麗な音になる。

より引き締まった音になるので、できればP2D-I2S出力/DSD_CLKをジッタークリーニングしたいが、曲間のミュートやサンプリング周波数に追随してロックする仕組みを作らねねばならず、私の力では到底不可能。P2D-I2S出力/DSD_CLKのクリーニングは諦めることにした。

だが、UDA-I2S出力/SCLKのクリーニングだけでも十分に素晴らしいので良しとしよう。

2013年5月1日水曜日

USB光ケーブル拡張器

Bunpei さんからお借りした「USB光ケーブル拡張器」。何かというと、マザーボードのPCIExpressにUSBポート基盤を1枚いれ、光ケーブルで、外出しのユニットにつなぎ、ここからUSBを出すというもの。要するに、USB出力を光ケーブルでアイソレートするものだ。医療用で光ケーブルで最大100m先までOKとのことだ。音は、やや引き締まった感じのすっきりとした音だ。


  詳しくはこちら。http://www.adnaco.com/products/s3a/