2015年6月29日月曜日

森麻季

Stand Alone/森麻季 NHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」より
https://youtu.be/dCsx0IiIKi4

千の風になって
https://youtu.be/QB61ofvLrOU

からたちの花
https://youtu.be/nC9-40wKDfM?list=RD-vS_8K11qLE

Quando me'n vo "La Boheme" Puccini
https://youtu.be/YCvd-lf77OU?list=RD-vS_8K11qLE

歌劇「「セルセ」から「オンブラ・マイ・フ」
https://youtu.be/uLjXqy4eOqE?list=RD-vS_8K11qLE

「慕わしい人の名は」
https://youtu.be/l-PrIVMgNho

「椿姫」
https://youtu.be/AdGXSOoI2K8

You raise me up
https://youtu.be/Dq1pXiHKVjg

Maki Mori - Doll Song (Olympia's Aria) - Les Contes d'Hoffmann
https://youtu.be/peLH82YT_ys

Alleluia(Exsultate, jubilate)
https://youtu.be/r13gkli_dtQ?list=PL40F461AB4E385DB2

きよしこの夜 森麻季・錦織健
https://youtu.be/jBBd_lRAdEU?list=PL40F461AB4E385DB2

森麻季 朧月夜 15 03 31 NHK 歌謠コンサート
https://youtu.be/BzWn_DdH_ws

Mahler Symphony No.4 mov.4 Myung-Whun Chung, Tokyo Philharmonic
https://youtu.be/KUhIZFoAgGE?list=PLB7952E751DC81128

2015年6月26日金曜日

DuCULoN(デュカロン)

昨日、NDKから密かに開発が進んでいた ハイエンド・デジタルオーディオ用恒温槽付水晶発振器(OCXO) 「DuCULoN® (デュカロン) 」の概要が発表になった。
http://www.ndk.com/jp/news/2015/1190895_j.pdf

DuCULoN® (デュカロン)
クロックの精度は、衛星搭載用水晶振動子レベルで、特に位相ノイズが(*超低位相雑音特性 : 近傍ノイズ:(Typ.)-165dBc/Hz at 1kHz、フロアノイズ-175dBc/Hz at 10kHz(計測限界レベル)を実現。)とのことで、史上最高レベルとのことだ。


周波数もオーディオ用の、45.1584MHz、49.152MHz の2種類が揃っている。

サイズは 47.2x47.0x28.5mm とでかい! 恒温槽を覆うように、蜂の巣のような6角形の透明のケースに入っている。

実は、6月18日のブログで書いたのが「DuCULoN」で、友人から試聴用にお借りしていた。具体名や写真が書いてないのは公開前だったからだ。
http://asoyaji.blogspot.jp/2015/06/blog-post_18.html

とにかく凄い。シンプルなDDCとDACなのに、これまで聴いたことのない安定感、解像度、太さ、速さ、透明感、空間感のある驚くほど豊かな音が出てくる。一度、聴いてしまうと、これなしではいられなくなる程だ。ジッタークリーナーもリクロックも不要で、これまでの地道な努力が根こそぎなぎ倒されるくらいの衝撃だ。やはりデジタルはクロックが重要なのだということを再認識させられた。

12月に発売とのことだが、史上最高のOCXOで、ハイエンド用と銘打っていることからも、相当の値段になるものと思われる。

お金さえ出せば、史上最高の音が簡単に手に入るわけだが、貧乏オーディオマニアにはちと厳しい。シンプルで安価なDDCやDACに、一点豪華でデュカロン追加という構成もありなので、何とか手の届く価格になることを期待したい。




2015年6月25日木曜日

FN1242Aの終わり

ヤフオクで出品されたFN1242A(2個)が、現在、15,000円程の値がついているらしい。開始は1,600円でリーズナブルだったが、一気に高騰したのだという。

FN1242Aは、既に流通在庫が底を尽き、今や、幻、伝説のDACチップとなってしまった。しかし、ここまで価格が上昇するとは、絶句。欲しい人はまだまだいるのだろうか。

タンデム基板には4個も使うが、これは秋月さんが長くご厚意で800円に値を据え置いてくださったからできたこと。

だが、ここまで来てしまうとビンテージの真空管同様の異常な世界だ。安いチップを使い自作で良い音をという基本理念に反する。

ここまでFN1242Aを煽った責任の一端は当方にもあるので、このあたりでFN1242Aを煽るような記事を書くのは止めることにしました。


最後に一言 『わがFN1242Aは永久に不滅です。』




2015年6月24日水曜日

ES9018 8チャンネル差動合成

先日、さみず音響さんに遊びに行った際、SDplayer (SDtrans384 with Bufallo III DAC)を試聴させてもらった。上段に SDtrans384 と Bufallo III と 差動合成用の特別なIV変換トランス、下段には、チョークインプット電源が仕込んである。


9018の音は、美しいが硬くて冷たくて少し引いたような音、1242とは正反対の音、という印象だったのだが、これを聴いてその印象は吹き飛んだ。まったく冷たさや引いた感じがない、はっきりした解像度の高い非常にバランスの良い音であったことに驚いた。

このもの凄いDACは、さみず音響で買うことができる。
さみず音響
http://samizuacoustics.com/%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E4%BE%8B/


さて、驚いたのはそれだけではない、ここで使われている特別仕様のES9018用 IVトランスが、ES9018の8チャンネル出力を同時に差動合成してくれる優れものなのだ。


さみず音響
http://samizuacoustics.com/%E6%A5%B5%E5%B0%91%E9%87%8F%E7%94%9F%E7%94%A3%E5%93%81/

片チャン・4チャンネル・スレテオを1個のトランスでIV変換かつ差動合成してくれる。それはオペアンプを使った回路とは比べ物にならないくらい凄い音だ。ES9018をこのトランスで聴けば、ES9018の本当の音を聴くことができるのではないかと思う。

ただし、基板上に8チャンネル出力がある必要がある。BaffaroⅢを持っておられる方、他にも8チャンネル出力があるDACをお持ちであれば是非とも一度試してみることをお勧めする。


2015年6月21日日曜日

差動合成

差動出力のあるDACは、差動入力が可能なアンプがあればいいが、一般的なアンプはシングルエンドなので、差動をシングルエンドに変換(差動合成)しなければならない。
一般的にはオペアンプの差動合成回路でIV変換も兼ねて合成するが、ここではもちろんトランスを使う。

下写真は、ファインメットワールドのTLT-0615SSだ。

これまでの結線は以下のとおり。これまでは、DAC出力時にパラで束ねてトランスで差動合成していた。トランスの中点は1次側も2次側も結線しそれぞれ1巻き線として使っていた。

しかし、今回の結線では(下図)、差動をそのままトランスに入力する。トランスの1次側は巻線を二つに分けて繋ぐ。2次側は中点を接続し1巻きとして使う。

今回の結線では、明きらかに滲みのないくっきりとした音となり解像度も上がった。従来も滲みはないと思っていたが、はっきりと分かるほどの変化があった。これには驚いた。

この方法はFN1242Aに限らず、差動出力のDACなら何でも使える。電流出力型のDACであっても、IV変換も同時にやってくれるので、オペアンプの回路も電源も不要。これほどお手軽なのに
音質は最高なのであるから、ファインメット・ライン・トランスを使わない手はないだろう。

なお、写真のDACとトランスを結ぶ茶色の線(ゴア線)は、通常のケーブルと交換するだけで、バランスがよくなりすっきりとした音になる。解像度も上がり非常にありがたい。不思議だが本当に効果がある。

市販してないが、ファインメットワールドでトランスを買うとこの線も分けて貰える。

2015年6月18日木曜日

デジタルはクロックが大事

最近は、ページビューがどんどん落ちてきて、昨日はとうとう1日1,000を切ってしまった。月間でも、ピーク時は9万ビューあったのが最近は4万ビューと激減だ。

これは、まず、投稿件数が少ない上に、内容がFN1242A関連(タンデム基板ややなさんP2D等)に偏っており(というかそれだけ)、ほとんどの人が入手できないDACのブログなど読んでも仕方ないのは当然のことだなあ。

まあ、素人のブログがそれほど人のお役に立つわけでもなく、これが本来の姿かな。まあ、あまり気にせずぼちぼち行こうか。


閑話休題、ここから本題。

昨年、今年とタンデム基板とやなさんP2Dに明け暮れたが、デジタルオーディオでは、ジッタークリーナーやリクロックで、音質が確実に向上することが分ってきた。

①やなさんリクロック基板+タンデム基板マスター+tomiiアドオン基板+タンデムスレーブ基板
②やなさんP2D基板+tomiiアドオン基板+タンデムスレーブ基板

今のところ①②は、これまでで最高の音質を実現している。

ただし、少しだけ気になるのは、ジッタークリーナーがロックするまでの間のノイズを完全に取り除くことができない点だ。どうしてもわずかにノイズが入ってしまう。これは音楽を流しっぱなしにして気持ちよくバックグランドで聴くにはちょっと気になる。まあ、それほど気にならないともいえるが。

ジッタークリーナーで、クロック(MCLK)をクリーニングして、そのクロックで信号をリクロックすることで、全ての信号からジッターが取り除かれ、音質が向上する。

しかし、よくよく考えてみると、そもそものクロック(MCLK)の精度が非常に高く位相ノイズなどが相当に低い場合、ジッタークリーナーは不要なのではないか。

少なくともジッタークリーナーより精度が高く位相ノイズが少ないクロック(MCLK)を使えばジッタークリーナーはなくてもいいかもしれない。

というのも、実は、今、ある非常に高精度かつ低位相ノイズのOCXOをお借りして試している。そして、このOCXOを使うと、ジッタークリーナーなし、リクロックなしで、これまでの我が家の音質を軽々と上回ってしまったのである。

H27.6.27追加
要するに凄いOCXOがあれば、シンプルなDDCやDACで、タンデムやP2Dを超えられるのだ。

ただし、こうしたOCXOは非常に高価なので、費用対効果で、どちらを選ぶかということになる。高価なOCXOを買えなくてもタンデムやP2Dで十分に高音質を狙える。 高価なOCXOを買えるならもっとシンプルで安価なシステムでもOkということになる。

デジタルはやはりクロックが大事ということのようだ。

でも、これって、デジタルオーディの基本だったはず。以前はよく話題になったが最近はあまり聞かなくなったような気がする。

今頃、巡り巡って元の基本に立ち戻ったということか。オーディオって極めているつもりでも堂々巡りをしているかもしれないと常に疑心暗鬼だが、今回はその通りかもしれない。やはり高性能クロックは凄い!

2015年6月14日日曜日

デジタルオシロ

ついにデジタルオシロがやってきた。


Hantek DSO 5202BMだ。帯域は200MHz、メモリ長は2M、素人が使う分には十分だろう。
ebayで428$(送料無料)だったが、円高の頃だったら日本円で2万円安く買えたはず。円安が恨めしいがそれでもこのスペックでこの価格は安い。

とにかく素人にありがたいのは、波形のAUTO SETがあって、自動的に画面上にちょうどいいように表示してくれる点だ。周波数や電圧などいろんな情報が表示されるが嬉しい。従来のアナログオシロだと、設定メモリから自分で計算しなければならなかった。

中国の青島のメーカーだが、最近はデジタルテスターなどもほとんど中国製に取って代わられている。業務用は別だろうが、素人用にはこれで十分だ。


元々、5062B(60MHz)がファームウエアの更新と簡単な改造で200MHzになると聞いたので、5062Bを探していたのだが、ebayを探していたら、5202Bがそれほど高くもなく売っているので、万が一改造に失敗するリスクを考えると、5202Bにした方がいいだろうと方針転換、どこで買おうか探していると、5202BMというのもある。何が違うのか見ると、メモリ長が5202Bが1MでBMが2Mの違いだった。波形表示にはメモリは大事だということなので、値段もそれほど違わないので、結局、ebayで一番安い業者で5202BMを買った。

それにしても販売業者は中国だ。無事に届くのかが心配。「箱が原型を留めない」「まるいボールのような段ボールが届く」「。平気で腰の高さから床に落とす」など悪い話ばかり聞く。しかし、何かあればebayとPaypalが何とかしてくれるはずと"えいやー"で買った。

送料無料だったが手続きの途中「金を出せばもっと早くていいのがありますぜ!」と言われたが、我慢し通常の送付でお願いする。6月4日に注文したが、1週間後の11日に配達された。予想に反し早かった。

箱も何とか原型を保っていた。オシロ本体もビニールに包まれて新品だ。付属の電源ケーブルは
穴の形状が合わず使えなかったが、200MHzのプローブが2本付いているのは嬉しい。

電源を入れて、プローブの調整をしてから、さっそく波形を見るも問題なく表示される。よかった。故障はしていないようだ。やっとほっとする。

小さいので机の上に置いて使うことにする。これならいつでも手軽に波形が見られる。ありがたい。