2017年5月29日月曜日

プリアンプ・回答

今回改造した真空管カソードフォロア・バッファ
前回、プリアンプについて、電圧増幅(ゲインの確保)的には無くても問題がなく、そもそもプリアンプで音を作っていない限り不要ではないかと書いた。

電圧増幅は不要だが、真空管を通すことによる真空管効果-真空管の偶数次の高調波と真空管内部の振動によるエコー効果-は欲しい。

そこで、電圧増幅は不要かつ真空管は通る方法=カソードフォロア(いわゆるバッファ)を試してみることにした。

今回は、12AU7ではなく12AX7を使った。土曜日深夜と日曜日早朝に基板を作り、既存のものと取り換えて音出をした。2極管なので真空管1本の寂しい姿となったが、プレート抵抗も不要、出力のゲイン調整用のアッテネーター抵抗も不要となったことで、ノイズレベルも格段に下がり、また、真空管効果も感じる。

増幅率が1なので、ボリュームの位置は10時あたりから12時~1時あたりに上がった。トランスのレンジをより広く使えるので、以前より細かく音量調節ができるようになったという2次的な恩恵もあった。

プリアンプが無くても十分だが、ノイズレベルも下がり、真空管効果も感じられるので、真空管効果を狙ってカソードフォロアを使うのはお勧めだ。

従来の真空管プリアンプ