2017年10月30日月曜日

チャンデバ(最終かな)

ebayで買ったLH0032がようやく届いたので、バッファに使った。なにやらいい感じだ。音に余裕が出たような。バッファに使っていたMUSE02はローパスフィルターに転用した。あらら、まるで低音の力強さが違う。ハイパスはこれまで通りOPA627BP、非常に綺麗な高音だ。チャンデバのオペアンプはこれで行くことにする。チャンデバは当面これで固定かな。

これがebayで買ったLH0032だ。製造年月がH0912? 偽物か?リマークか?わからないが、音は出てるし、バッファとしてかなり良い感じなので、良しとする。
銅のヒートシンクを見つけたので購入。
 BBのOPA627BP。これはRSから買ったので本物だろう。
 新日本無線のMUSE02.これも秋月から買ったものなので本物だ。

ツイータ用LM38864パラ・モノアンプ(3)

ツイーター用LM3886 4パラがようやく完成した。これまで、LM3886シングルを使っていたのだが、まるで違う。早くこれにすれば良かった。高域のノイズっぽさや歪などとは無縁の世界に来た感じがする。これまでのスピーカー調整など吹き飛ぶような音の変わりようだ。どうもこれまで後手後手で来てしまったようで、最初にアンプを作り直しておけばよかったのだ。しかし、紆余曲折のお蔭で、チャンデバ、パワーアンプ、マルチの音の調整を本当によく理解することができた。これは財産だ。






2017年10月23日月曜日

ツイータ用LM38864パラ・モノアンプ


LM3886の4パラモノアンプ基板が2セット余っていたので、これを利用して、ツイーター用のモノ・アンプを2台作成することにした。
現在、使用しているのは、LM3886シングルステレオアンプなので、これで音質の向上を目指す。

2017年10月12日木曜日

後面開放復活!

ぽんせんべい以来の後面開放スピーカーが復活した。

「さわふじ DP-12G」という30年ほど前に販売されていた平面型フルレンジスピーカーユニットだが、師匠のS氏がネットで発見し送ってくれた。

後方にも音が出るので後面開放型ユニットとしても使うことができる。昨夜、出張のついでに我が家でセッティングも手伝ってもらった。チャンデバの修理が終わったばかりで後面開放の音を聴くにはちょうど良かった。

ウーハー用スピーカーの上にDP-12Gを乗せて、部屋の前後の真ん中、左右の壁際に、かなりの内振りで配置する。

前後の位置調整(位相合わせ)、左右の音量調整、上下の音量調整、スピーカー全体の位置の調整など、繰り返す。

最適な設定が決まると、スピーカーユニットからの音は消え、音像がピタリとスピーカーの向こう側、部屋の正面奥に立上り、部屋の奥側に音の空間が広がる。

この不思議な音像空間は、後面開放を聴いたことのない人には想像もできないだろう。

ヤマハのポンせんべいの時は、低域を出すのが上手くいかず苦労したが、DP-12Gは筐体が小さいのでウーハーの上に置くことができ、ウーハーの低域とのつながりも自然だ。

部屋の後ろに音像ができるので、狭い部屋でも空間を大きく使うことができる。狭いうちにはピッタリのスピーカーだ。ただし、部屋が広いと後方にもっとダイナミックな音像空間の広がりを体験することができる。

尚、今のツイーター用パワーアンプがLM3886シングルなので、この際、LM38864パラ
を新たに作ることにした。

2017年10月8日日曜日

チャンデバ作り直し

いつからだろう。少なくともこの数カ月は、どうにも音がしっくりこない。

位相がずれてる、ノイズが出る、音割れがするといった症状が続く。スピーカーの調整と言うことでいろいろやってきたがどうにも成果が出ない。ツイーターが壊れたのか? 

その間ベルウッドさんやケンリック細井さんの訪問がありいろんな指摘をうけたが改善されない。

結局、ツイーターが逝かれたのだろうと、ツイータもしくは2WAYスピーカーの買い替えを検討したのだが、

最後にと思い、チャンデバを分解し基板の点検をした。すると、入出力端子で接点不良を発見、また、バッファ基板の右チャンネル出力のターミナルブロックの3本のうち1線がゆるゆるな状態であることを発見。

これだ! と前のめりで修理したのだが残念ながらそれでもノイズや音割れがつづく。手持ちの全てのオペアンプをとっかえひっかえしてもだめ、発振するオペアンプもある。

どうもチャンデバが怪しい。ということで、チャンデバを全面的に作り直してみることにした。

うちのマルチは、フルレンジに、高域と低域を軽く乗せているだけなので、現在の12dB/octをより緩やかな6dB/octに変更することにした。

なので回路も非常に単純。結線をしっかりする為に、信号線も電源線もターミナルブロックをやめてXHコネクタを使うことにした。両ウイングを張り出したLH0032が使えるように、上部はオペアンプとカットオフ周波数を変更する為の抵抗のみとして、部品及び配線は全面的に裏面とした。
作製前
新規作成

















新しいチャンデバが完成(まる1日掛かった!)

早速、オペアンプを装着し再生。 一発で音が出た!

ツイーターが綺麗な音で鳴っている。位相のずれもノイズも音割れもない!
おおおおお、これ!これ!これ!この音!やっと元の音が戻ってきた!

結局、ツイーターには何の問題もなかった。やはりチャンデバに問題があったのだ。
以前はいい音でなっていたのだから一体いつからおかしくなったのだろう。
まあ、これでこの数か月悩んできたスピーカに関する問題が全て解決した。

次に、オペアンプが無事かどうか確認した。すると、悲しいことにLH0032が6個中5個がノイズと音割れがする。あー虎の子のLH0032がほぼ全滅とは!チャンデバだけでなくLH0032も壊れていたのだ。

チャンデバの命はオペアンプ。手元にLH0032、MUSE02、OPA627BP他沢山のオペアンプがあるが、LH0032が文句なしに高音質だ。圧倒的なエネルギー感、切れの良さ、スピードこれを聴いたら他は聴けないと思うほどだ。これが逝かれていたとは!絶句。急遽、ebayで10個再調達した。

取り合えず、バッファにMUSE02、ハイパスとローパスにOPA627BPを使った。んんん?
LH0032と遜色のない音がでている。流石、MUSE02とOPA627BPだ。LH0032が来るまでは、しばらくこれでいくことにしよう(もしかしてこのままで行けるかも)。

追記:久しぶりにオペアンプの動向を探ったら、新日本無線から「MUSE03」がでていますね。なんとシングルなのに中に2つのオペアンプが入っているとか。聴いてみたいですね。